資産運用で、組み合わせが大事です。
ある一箇所に投資を集中させると危険な目にあいます。
それでは、どのような組み合わせが良いか例を見ていきましょう。
- 日本金融資産
- 日本現物資産
- 海外ドル資産
- 海外現物資産
- 現金
- その他
この6パターンに分けてください。
この資産分散のやりかたを専門用語で「アセットアロケーション」といいます。
それでは、なぜ上記の組み合わせが良いのかを1つずつ解説していきます。
目次
資産運用の組み合わせは6つです
最初に紹介したように資産運用の組み合わせは6つに分ける必要があります。
- 日本円資産
- 日本現物資産
- 海外ドル資産
- 海外現物資産
- 現金
- その他
例えば、日本の金融資産を100%持っているとします。円の価値が一気に下がるとその時点で破産であり、どうすることもできません。

では、仮に日本の金融資産を50%ドル、資産を50%持っているとします。
例えば日本円の価値が一気に下がったとしましょう。すると、持っている金融資産がつかいものにならなくなります。
一方、50%ドル資産なので半分は無事です。
さらに、日本円の価値が下がるということは、相対的にドルの価値が上がることを意味します。
保有している日本の金融資産の価値が下がっても、保有している外国の金融資産の価値が上がれば、合計をみると変わらないということになります。

このように、アセットアロケーションを組むことによってリスクの分散が可能になります。
それでは、それぞれについて説明していきます。
日本金融資産
日本の金融商品です。例えば、「日本株」や「国債」「社債」などがこの場所にあたります。
日本が成長していくならば、この日本金融資産はどんどん価値が上がっていきます。
日本現物資産
日本の不動産や太陽光がこれにあたります。
自分で何もしなくてもお金が入ってくる一番安定な資産です。
金融資産と比べて、価格の「振れ」が非常に少なく、国内ということで一番安定した資産にあたるのがこれです。
海外金融資産
海外の「株」や「外国債」などがこれにあたります。
今や日本は衰退期ですが、海外だと成長期に入っている国やアメリカのような安定して成長している国があります。
リスクとしては、為替などの影響をうけるので、国内よりはリスクは高いですが、その分かりターンも高いです。
海外現物資産
海外不動産はいまや一番熱いかもしれません。
1950年代のバブル期の日本のような国があちらこちらで生まれています。
特に東南アジアに注目です。東南アジアはフィリピンやカンボジアでは経済成長率7%を記録しています。
昔のバブル期に日本で不動産を買った人はどれだけ「得」をしているでしょうか?
それとまったく同じ現象が起こっている国で今のうちにその国の不動産を購入しておくといいかもしれません。
現金
実は、現金をある程度保有しておくことも重要です。
なぜなら良い案件が来たときにすぐに投資できないからです。
ある程度の資金を確保しておき、チャンスがきたらいつでも投資できる資金は持っておきましょう。
その他
これはビットコインやアルトコインなどの仮想通貨などです。
今や世界中で大注目の暗号通貨。
ビットコインは、今や世界の通貨にする動きまで出てきています。
これから、どんどん価値があがる見込みもあります。
ただ、行き先が不透明なので、「一応持っています」くらいの感覚が良いかもしれません。
資産運用の組み合わせにおける理想の配分
私の理想配分は、 以下の通りです。

海外資産の方が多めです。理由は日本はこらから少子高齢化問題などで、金融資産は少なめでよいという判断だからです。
ただ、現物に関しては一番安定しているので、今回は配分を多めにしました。
今は、国内よりも海外に目を向ける少し攻めの投資をしています。日本よりも伸び率は確かなので、これくらい多めに投資していいものかと思います。
ただ、これは個人の理想であります。
また、実際にはこの状況まで持っていけてないのも現状です。
現物資産に関しては、大きなお金が必要になってきます。
なので、まずは金融資産をどんどん増やしていき、そのあとに現物資産に移行していきます。
日本人は資産運用の組み合わせが下手
資産分散において、日本人は非常に弱い傾向があります。
理由はお金に対する教育が全くなされていないからです。
自分で気がつき、自分で勉強するしかありません。
一番日本人に多いのは、「日本円」を持っていることです。
中には100%預貯金の人もいます。この「日本円」が一番多いということは、これから日本がどんどん急成長すると100%見込んでいる人がやる資産分散のやり方です。
日本は少子高齢化で国としての成長も止まり、どちらかというと衰退の道に進んでいます。
「日本円」100%保有はやめた方が良いです。
このように、資産運用するにあたり最初のステップとしてアセットアロケーションは重要です。
そのため、上記でも述べた通り以下の項目でアセットアロケーションを組んで、資産を分散させましょう。
- 日本円資産
- 日本現物資産
- 海外ドル資産
- 海外現物資産
- 現金
- その他
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