実際に老後資金はいくら必要でしょうか?
おそらく年金に頼らないとしたら、数億円、頼って5000万円越えくらい必要かと思います。
そのためには、私たちは自分自身で資産を形成していく必要があります。
実際に金融庁の発表で、2000万円問題が発表され大騒ぎになりました。
しかし、実際には多くの人が2000万円では全然足りません。
2000万円とは生活最低限のお金です。
そこで、簡単な計算方法で算出することができます。よく保険会社か使う計算式と同じ計算式です。
今回は生涯独身を貫く人向けにシュミレーションを出していきます。
目次
老後資金がいくらかわかる計算方法
最初は年金をもらえない場合を考慮して、考えます。今の日本で、年金が確実にもらえる保証はありません。
もしかしたら、財政破綻し、年金支給できない状態も出てくる可能性があります。
一人世帯の場合、年金に頼らない場合
例:生涯独身の場合
何歳で退職するか?=A
何才まで生きるか?=B
月額の生活費=C
C×12ヶ月×B-A=老後に必要なお金
上記の計算式を元に計算していきます。
例1
女性の平均年齢、平均生活費の場合(東京在住の場合)
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=85才
月額の生活費=20万円
20万円×12ヶ月×(85-65)=4800万円
4800万円もの貯蓄が必要になります。
単身世帯で4800万円もの貯蓄が必要になります。
例2
男性の平均年齢、少し余裕を持った生活の場合(東京在住の場合)
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=80才
月額の生活費=25万円
30万円×12ヶ月×(80-65)=5400万円
単身世帯で5400万円もの貯蓄が必要になります。
今は、平均年齢で計算しましたが、これから医療がどんどん伸びていき人生100年時代といわれています。では、100歳まで生きた場合はどうなるでしょうか?
これから先、男女共に平均年齢を100歳として仮定します。
例3
女性の将来の平均年齢、平均生活費の場合(東京在住の場合)
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=100才
月額の生活費=20万円
20万円×12ヶ月×(100-65)=8400万円
とうとう、1億円近くなってきました!
8400万円必要です。
例4
男性の将来の平均年齢、少し余裕を持った生活の場合(東京在住の場合)
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=100才
月額の生活費=25万円
25万円×12ヶ月×(100-65)=1億500万円
1億円の壁をとうとう超えてきました。1億500万円必要です。
年金をもらえるものとして、加味しても、、、
ただ、私たちは国民の義務として、年金を支払っています。そこで、今まで通り年金がもらえた場合のシュミレーションを出していきます。
今の日本では、
国民年金者=5.5万円/月
厚生年金者=14.7万円/月
となっています。
計算式を以下のように定めます。
例:生涯独身の場合
何歳で退職するか?=A
何才まで生きるか?=B
月額の生活費=C
C×12ヶ月×(B-A)-12ヶ月×年金受給額/月×(B-A)=老後に必要なお金
人生100年時代を考慮して、100歳まで生きると仮定します。
例5
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=100才
月額の生活費=20万円
厚生年金授与者
20万円×12ヶ月×(100-65)-12ヶ月×14.7万円×(100-65)=2226万円
ここで、麻生大臣の言っていた老後2000万円問題に近づいてきました。
例6
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=100才
月額の生活費=20万円
国民年金授与者
20万円×12ヶ月×(100-65)-12ヶ月×5.5万円×(100-65)=6090万円
国民年金の人は老後の負担がさらに大きいことがわかります。おおよそ2.5倍程度負担が大きいことがわかります。
すこし、余裕を持った暮らしの人だとどうでしょうか?
例7
少し余裕を持った生活の場合(東京在住の場合)
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=100才
月額の生活費=25万円
厚生年金授与者
25万円×12ヶ月×(100-65)-12ヶ月×14.7万円×(100-65)=4326万円
例8
少し余裕を持った生活の場合(東京在住の場合)
何歳で退職するか?=65才
何才まで生きるか?=100才
月額の生活費=25万円
国民年金授与者
25万円×12ヶ月×(100-65)-12ヶ月×5.5万円×(100-65)=8190万円
意外と必要なわけです。
退職金を考慮すると、厚生年金の方はなんとかなるかもしれません。
退職金も年々減少していき、今もらえる金額を全ての人がもらえる保証はどこにもありません。
国民年金の方は基本的に退職金はありませんので、このお金を自分で貯蓄するなどして、なにかしらの方法でお金を老後資金にあてるしかありません。
ここでお伝えしたのは、あくまで「生涯独身」の方が対象です。
老後資金には、独身を貫き、贅沢な生活をしなくても最低2000万円くらいは必要。
国民年金者は厚生年金受給者より問題は深刻。
どんな人でも、資産運用が重要!
マレーシア移住記念により、期間限定で無料でアドバイスします!!
個別の投資先を聞きたい人はこちら(無料)