資産運用

投資を勉強すると出てくる、利回りとは【理解しておこう】

投資を実施するにあたり、利回りという言葉が出てきます。用語について意味をしっかり理解しておきましょう。

この利回りたいして、理解しておかなかったら「投資したけども全然利益が出なかった」ということになります。

投資先を選ぶ前に、利回りを理解しておかないと、損を被る場合もあります。

では、説明していきます。

投資においての利回りとは?

利回りを一言で表すと、どれくらい投資でリターンが得られるか?どれくらいお金が増えるか?ということです。

利回りの計算は一年間で行います。ということは、投資元本に対して1年間でどれくらい利益が出るか、どれくらいお金が儲かるかということです。

計算方法は下記の通りです。

利回り=年間の利益額÷投資額× 100

と表記できます。例えば、投資額100万円、年間利益が20万円の場合は、

20万円÷100万円=20% が利回りとなります。

この利回りを考えていくと、その案件が投資すべき案件なのかが判断できます。

続いて、投資案件2パターンを例にあげて説明していきます。

案件A 投資額1000万円 利益額60万円
案件B 投資額4000万円 利益額200万円

という二つの案件があります。ぱっと見、利益額の高い案件Bの方が利益額が高いので投資として魅力的に感じます。

これを利回り計算式に当てはめてみます。

案件A 投資額1000万円 利益額60万円:60万円÷1000万円×100=6%
案件B 投資額4000万円 利益額200万円:200万円÷4000万円×100=5%

となり、案件で魅力的なのは案件Aの方だということが分かります。

このように、利回りを見れば投資額が異なったとしてもどちらの方が投資案件として魅力的かが判断できます。

利回りの種類と計算方法

利回りには2種類あります。

それが、表面利回りと実質利回りです。

この二つの違いは、投資にあたってかかる費用や手数料、必要経費など投資に必要なお金を含めるか、それとも含めないかによります。

表面利回りは基本的に含めず、実質利回りは含めます。

表面利回りがいくらよくても、実質利回りが悪ければ投資としての魅力がないわけです。

実質利回りの計算式は下記の通りです。

利回り=(年間の利益額−必要経費)÷投資額× 100

それでは、例を見てみましょう。

案件 投資額1000万円 利益額60万円

の実質利回りは、前章より
投資額1000万円 利益額60万円:60万円÷1000万円×100=6%

となります。しかし、ここで必要経費をいれることで年間利回りが変わります。

案件 投資額1000万円 利益額60万円 必要経費50万円

(60万円-50万円)÷1000万円×100=1%

と大きく変わってきます。

実質利回りを計算に入れると大きく利回りが変わる場合があります。

基本的に必要経費が明確な場合は、「実質表面利回り」、不透明な場合は「実質利回り」を使用します。

実際の投資案件別の利回り計算方法

では、案件の具体的な例を出して説明利回りの計算を出していきましょう。

今回は一番分かりやすい不動産投資についての利回りを出していきます。

●不動産の場合
不動産購入額:2000万円
家賃収入額:120万円
年間平均必要経費(管理費等):30万円

実質利回り

=(年間の利益額−必要経費)÷投資額× 100
=(120万円−50万円)÷2000万円×100=3.5%

となります。不動産の経費は、銀行の金利や修繕積立費や管理事務手数料、固定資産税等がかかります。

また、空室率等も考慮する必要があります。

不動産会社に聞けば、どれくらいの経費がかかるか、その物件の空室率はどれくらいの履歴があるのか(中古物件の場合)がわかります。

投資の利回りにおいての注意点

投資において、この利回りに対して注意しておくべきことがあります。

それは、実質利回りも確認して投資することです。ただ、実質利回りを理解するのには必要経費を確定する必要があります。

実際の投資案件に関しては、業者から仕入れる場合があるので、表面利回りのみではならず実質利回りがどれくらいかも聞いておきましょう。

経費等は、自分で決められる場合もあるので、実質利回りの話をぜずに契約にまで持っていく業者もあります。

契約したら、思ったより費用がかかり実質り周りがマイナスで損をしたということも考えられます。

その案件の利回りが表面利回りなのか、実質利回りなのか、をしっかりと確認して投資を始めましょう。

 

今回は利回りについて説明してきました。まとめますと、

  • 利回りとは、どれくらい年間でお金が儲かるかの指標。
  • 投資をするにあたり、利回りを理解して投資をすること。
  • 表面利回りと実質利回りの違いを明確にすること。その違いは必要経費を含めるかどうかということ。
  • 業者の投資案件として、必要経費等も聞いて、実質利回りを算出すること。
    表面利回りがプラスでも、実質利回りがマイナスならば、投資としての意味がない。