- 「お金がなくても投資はできますか?」
- 「20代で貯金がないですが、投資はできますか?」
- 「将来不安だから、今のうちから運用したいです」
と20代の人からよく相談を受けます。あなたもこのような悩みはありませんか?
私も投資開始時はそうでした。
「投資っておじさん、おばさんでなければいけないんでは?」
と。しかし、そんなことありません!
「20代は一番投資に有利です!お金がなくても投資は出来ます!!お金があれば、さらに加速させやすいです!」
実際に20代でおすすめの投資について、そして、注意すべきポイントについて解説してきます。
目次
おすすめ投資3選
積立投資
積立投資をすることで、着実に資産形成ができます。
グラフは、「世界経済インデックスファンド」の株価の変動になります。グラフから、長期間で見ると、株価が右肩上がりになっていることが分かります。(2009年~2019年)
世界は常に発展しています。長い期間で見ると上下を繰り返しながら、発展していることが分かります。
これに「ドルコスト平均法」を利用する「積立投資」を実施すると、着実に資産形成が出来るわけです。
不動産投資
次に不動産投資です。仕組みに関しては、こちらをご覧ください。
簡単に説明すると、35~45年と長い年月をかけて、不動産を自分のものにしていきます。
その期間は物件によって、ローンの期間によって様々ですが、あなたの手元に入ってくるお金の目安が、
35年ローン:−10,000~+3,000円
45年ローン:0円~+10,000円
例1:2500万円の物件を35年ローン。毎月10,000円の支出。
35年×12ヶ月×(−10,000円)=4,200,000円
420万円の支払いで2500万円の資産が手に入ると言うことです。
例2:2500万円の物件を45年ローン。毎月10,000円の収入。
45年×12ヶ月×(+10,000円)=540万円
540万円貰って、2500万円の資産が手に入ります。
※他にも生命保険、節税などメリットもあります。また、空室時や固定資産税などもありますが、ここでは割愛します。
要するに、長い時間が必要ということです。
25歳で始めるのと、35歳で始めるのでは、不動産がまるまる自分のものになるのでは、10年もの差があります。
(補足として)複利を使った一括運用
お金で一番儲かるのは「複利の力」を使うことです。
一括運用ができる資金あれば、「複利の力」を最大限に使う投資でも良いでしょう。
しかし、多くの場合は資金が必要な場合が多いです。
私の一括運用先も記載しておきますね。こちら
20代で投資をした方が良い理由
若いうちから、「投資」は始めておいた方が良いと言われています。
「若いうちから投資?やだよ!遊びたい!」という人もいるかも知れません。
しかし、20代から始めるのと30代から始めるの、そして40代から始めるのでは結果が大きく違ってきます。
お金を貯める習慣が身につくから。
お金を貯める習慣が身につきます。20代のうちから、給料の一部を将来のために取っておくことが重要です。
お金の使い方には2パターンあります。
- 流され型
給料が入ってきたら、使うだけ使い、余ったら貯金や運用。 - 資産型
給料が入ってきて、最初に貯金や運用資金を確保し、余った分を使う。
この流され型になってしまうと、お金は溜まりません。若いうちから、流され型になってしまうと、入ってきた分だけ使う傾向があります。
「今月は使っちゃったけど、来月貯金すればいいや!」と安易な考えになり、それがずるずると引きずり、癖になってしまいます。
気がつくと、年齢が重なり、給料は高いくせに、貯金ができていない状態になっていることが多いです。
若いうちから、「資産型」になることによって、お金の管理がしっかりでき、将来のためにも充分なお金を確保できます。
時間を味方につけた方が有利だから。
若いうちか実施することによって、「時間」を味方につけることができます。
実は、積立投資も不動産投資もどちらも「時間」を身につけている投資です。
積立投資は世界経済の発展を、不動産は他人のお金で資産を着々と形成できるというメリットがあります。
複利の力を味方につける
複利とは、「利子にまた利子がつくこと」です。これは長期投資では鉄則です。
グラフをご覧ください。
年利5%で、30年間100万円を運用した場合
赤:複利 青色:単利

結果として、
複利運用:100万円⇨245万円
単利運用:100万円⇨412万円
という結果になっています。グラフより、年月が遅くなるほどグラフの差が大きくなっていることが分かります。
はやく始めたもの勝ちということです。
20代の投資で気をつけること。
20代で投資について気をつけるポイントを説明していきます。
若いうちから、なんでもやっていいわけではなく、ポイントは押さえておかなと、大失敗することになります。
無理をして投資しすぎない。
「将来不安だ。」と言って、あなたの生活レベルを脅かすほどの投資は辞めましょう。
投資というのは、「将来豊にするものであり、今の生活を厳しくするもの」ではありません。
無理をして、ストレスだらけの日々を送ることで、健康状態に不安になり、最終的にお金が通常よりかかる可能性もあります。
また、手元にお金がなくて、消費者金融からお金を借りる可能性も出てきます。(アコムやレイクなど)
短期のハイリスク投資を狙わない。
「若い」の1番の強みは、「時間」です。長期間投資で勝てる可能性をグッと上げています。
例えば、1年、2年で一気に儲かろうとおもって、株や仮想通貨に手を出す人がいます。
短期で一気に儲かるのであれば、40代でも50代でも挑戦は出来るわけです。
この短期間ハイリスクに投資の軸を置いてはいけません。
せめて、「余裕ができて、遊び金」で実施してください。
「若い」から、「時間」という最大の力を使いましょう。
途中で辞めない。
積立投資や不動産投資は20年以上実施していく投資です。
すぐに儲かるなどは、ほとんどありません。そして、時間がかかります。
時々、3年くらいやっていて、「面白く無い」から辞める人がいます。
しかし、投資は言ってしまうと、「面白くない」です。時間もかかるし、一気に儲けることはないので。
- 「面白くて、儲からない」FXや株の短期売買(素人はほとんど負ける)
- 「面白くなくて、儲かる」積立や不動産投資
はどちらが良いでしょうか?
20代のオススメ投資のまとめ
20代でも出来る投資について、紹介してきました。
- 積立投資
- 不動産投資
- 一括投資(余裕があれば)
この2つ(3つ)がオススメです。20代で、お金がなくても投資は出来ます。
この少子高齢化時代に、投資しないと生きていけなく世の中になってきています。
若いうちから、「若い特権」を使って着実に資産を形成していきましょう。
私も20代であり、分散投資を10箇所以上実施していますので、ご不明点があれば、なんでも聞いてください。タグチFP事務所
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