iDeCo・NISA

【FP解説】iDeco(イデコ)のメリット・デメリットは?

年金2000万円問題や年金受給額75歳に引き上げ問題などで、将来に不安を覚えてくる人も多くなったと思います。

そして、iDeCo(イデコ)という言葉をよく耳にするようになりました。国をあげて進めているということで、テレビや雑誌、書籍などあらゆるところで紹介されています。

それによって、関心を持っている人もどんどん増えてきています。

概要

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金の愛称)とは、私的年金制度と呼ばれており、老後資金を確保するための制度の一つです。

国民年金や厚生年金と違い、任意加入となっています。

加入後は、投資商品を自ら選ぶ必要があり、運用していきます。毎月将来の自分の年金の為に、一定額運用していきます。

その後、60歳になって、受け取ることになります。

節税効果や小規模共済と違い誰でも加入できるというメリットがある一方、60歳まで受け取り不可能や途中解約が実質不可能などのメリットもあります。

メリット・デメリットを理解して、始めていきましょう。

iDeCo(イデコ)のメリット

iDeCo(イデコ)のメリットとは何でしょか?メリットがなくては実施する理由はありませんよね?解説していきます。

積立の支払いが節税になる

積立時の支払いは課税の対象外になります。例えば、年収500万円の人が年に20万円の運用を実施するとします。

すると、20万円分の税金が負担が軽くなり、約4万円ほど税金を収める額が少なくなります。

年間iDeCo(イデコ)に積立ができる金額も業種によって、変わってきます。また、年収によっても節税できる金額が変わってきますが、節税ができるということには変わりありません。

下記に可能な掛け金上限を共有します。

職業 掛け金上限
自営業 月額:6万8000円
年額:81万6000円
専業主婦(主夫) 月額:2万3000円
年額:27万6000円
公務員 月額:1万2000円
年額:14万4000円
会社員(企業年金無し) 月額:2万3000円
年額:81万6000円
会社員(企業型確定拠出年金加入のみ) 月額:2万円
年額:24万円
会社員(確定給付年金に加入) 月額:1万6000円
年額:14万4000円

運用益のプラスになった税金が安くなる

iDeCo(イデコ)で増えた分の運用益は納めなくて良いことになっています。

例えば、20年間積み立てていて、300万円増えました。通常は、

300万円×20%=60万円

収める必要があります。しかし、iDeCo(イデコ)口座内であれば、これが課税される額は0円になるわけです。

受取時に税金がかかってきますが、退職控除、年金控除等利用できるので、運用益をだすことができればお得かな?と思っています。(細かな計算等必要ですが)

iDeCo(イデコ)のデメリット

iDeCo(イデコ)のメリットはメリットばかりではありません。もちろんデメリットも存在します。それでは見てきましょう。

60歳まで引き出せない

最大のデメリットでしょう。60歳までお金は引き出せません。積立の停止はできますが、途中で「生活が苦しくなった」「現金が必要になった」という場合は、どうすることもできません。

長い期間の「ロック期間」が存在します。

おじいちゃん
おじいちゃん
60歳まで一切引き出せないのじゃ

受取時に課税

iDeCo(イデコ)を利用した際には、積立時には非課税だが、受取時に所得税、住民税が発生します。

iDeCo(イデコ)に20年加入して、1000万円分を節税で利用していたが、受取時に一気に税金がかかることがあります。税金の後払いというイメージで大丈夫です。

しかし、丸々かかってくるわけでもなく、一括受取の場合は「退職金控除」、分割の場合は、「公的年金控除」の対象となり、税金負担が軽くなります。

税負担がかかるのは、変わりないので、課税されることも頭に入れておいて、受取時のタイミング、資金の管理を考えておく必要がありますね。

おばあちゃん
おばあちゃん
受取時に困らないように税金についても対策しなくてはならないの

手数料がかかる

あらゆるところに手数料がかかります。

  • 収納手数料
  • 運用管理費
  • 口座管理手数料
  • 受取時の手数料など

手数料の種類も多かったり、数も多いのがデメリットになります。

金融機関によって、手数料に差があり、例えば、維持手数料の場合は、最安値と最高値の差は、450円近くになります。

手数料(維持手数料が特に関与)が安いところの金融機関をおすすめします。

松井証券なら運営管理手数料0円

iDeCo(イデコ)を始めよう

iDeCo(イデコ)は実際に始めたの方が良いの?悪いの?ということですが、私は下記の条件の時とは始めた方が良いと思います。

  • 資金ロックに抵抗がない人
  • 節税効果が大きい人

例えば、20歳から始めるとすると40年ものロック期間があるわけです。40歳から始めても20年のロック期間があります。

そこに抵抗がない人や生活が困っていなくて、長期間毎月掛け金を算出できる人におすすめです。

また、iDeCo(イデコ)の最大のメリットは節税です。節税効果が大きい人ほど実施すべきでしょう。節税効果の少ない、年収があまり高くない人は、微妙かな?ってとこです。

若者
若者
メリット・デメリットも理解したから始めてみよう!

開始の流れとしては、

  1. 銀行や証券会社でiDeCo口座の解説
  2. 投資商品の選択
  3. 掛け金の設定
  4. 60歳以降に受取

という形になります。ぜひ、iDeCoをうまく活用して、老後破産を回避しましょう。おすすめの手数料が安いiDeCo口座開設の会社も載せておきます。


また、実際の年金対策の勉強やお金の知識を身につける為にも、勉強しにいくのも大事なので、積極的に勉強していきましょう。

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