最近知り合って、飲みやカフェで「将来の話」や「お金の話」になったとき、こういった話を聞いたことありませんか?また、いきなり疎遠になった友人から、このような話は聞いてことありませんか?実は、なにかのマルチ商法の勧誘の可能性が高いです。
日本で、この本は、よく怪しい勧誘等に利用され、「悪いイメージ」を持っている人も多いです。そして、私は、この本をプレゼントしただけで、その友人と疎遠になってしまった経験があります。(個人的にちょうど読んでて、普通にいいな思って渡しただけだったのに、ショックでしたね。)
このブログでは、なぜ「金持ち父さん、貧乏父さん」がマルチ商法で使われやすいのか?という理由について説明していきます。
目次
金持ち父さん、貧乏父さんは悪い本ではない
前提として、金持ち父さん、貧乏父さんは決して悪い本ではありません。
「金持ち父さん、貧乏父さん」は世界で50か国以上、3000万部、日本で累計340万部を突破した「金持ち父さんシリーズ」(2013年9月調べ)と、非常に大人気です。
YouTube大学の中田敦彦さん(2020年8月 登録数267万人)も、YouTubeでお金持ちになる方法の参考本として、この本を紹介しています。(公開日2020年2月5日)
多くの人に愛されている本で間違い無いです。
金持ち父さん、貧乏父さんがマルチ等に使われる理由
それでは、この愛されている本が、どうしてマルチ商法など怪しい勧誘系に使われるのでしょうか?その理由としては、いくつかあります。マルチ商法と、相性の良い本になっています。
ESBIの仕組み
こちらは、金持ち父さん、貧乏父さんの代表的な図になります。

図の左側にいては、いつまでも労働であり、お金から自由になれない。お金を稼ぐために、自分の時間を使い、労働しなくてはならない。仮に、働くことを辞めたらお金は入ってこない。なので、怪我や病気になれば、収入は途絶えてしまう。このことを、ラットレースという。
ラットレース(英語:rat race)とは、働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態のことである。働いても、働いても、一向に資産が貯まらない様子が、回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ていることから定義されていると、ロバート・キヨサキが自著「金持ち父さん 貧乏父さん」の中で語っている。
引用:Wikipedia
図の右側は、一度、お金を生み出す仕組みさえ作れば、自分が労働しなくてもお金は入ってくる。そのため、お金から自由になり、自分の時間も好きなように使える。
そして、いきなり投資家は無理だから(図の左下)、まずはビジネスオーナーになりましょう。という図になります。
権利収入の代表例でMLMを挙げている
この本では、先ほどのように、権利収入を作成するのがいいですよ。という教えになります。そして、まずはビジネスオーナーになりなさいと。
そして、ビジネスオーナーにはいろんな種類があると思いますが、その中の一つで、ネットワークビジネス(MLM)を挙げています。
世界的ベストセラー作家が進めていますので、マルチ商法やMLMの勧誘の人もあらかじめこの本を読んでくださった人には進めやすくなりますよね。
初期費用が安く、周りのサポートも厚い
そして、勧誘者は、
ということで、うまく誘導してきます。これが、ちゃんとしたMLMだったら、その人の自由なので、まだ良いなのですが、怪しいマルチ商法にも利用されています。
まとめ
「金持ち父さん、貧乏父さん」は決して悪い本ではありません。しかし、マルチ商法の一つの道具として利用されています。
この話が出てきたら、90%以上は何かしらの勧誘だと警戒した方がいいかもしれません。しかし、本自体は、非常に勉強になり、分かりやすい内容になっています。
お金の勉強には、読んだ方が良い本だと私も思っております。一度読んでいると良いかも知れません。
また、将来不安だなと思う方やお金について勉強したい方でありましたら、しっかりと資産運用の勉強をするべきです。さまざまなセミナーも開催されていますので、お気軽に行ってみてください。

また、着実に運用したい方向けに、実際の私のお勧め運用先の記事なども書いていますので、参考にしていただければなと思います。
https://assetformation.info/2020/07/10/one-million-yen/
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