ハイリスク・ハイリターン投資とは、「損失を被るリスクが大きいほど、高い利益を期待できる」という投資になります。短期間で一気に利益を求めるのであれば、リスクもその分負わなくてはいけないということです。
今回は、ハイリスク・ハイリターンのメリット、デメリット、そして具体的な投資案件について話して行きます。
ハイリスクハイリターン投資のメリット・デメリット
ハイリスク・ハイリターン投資を好んでトライする人、嫌って挑戦しない人様々です。トライもする人もいれば、トライしない理由が明確にある人もいます。
まずは、リターンとリスクの説明を先にします。
リターンとは、投資によって生じる利益のことです。これを利回りと言います。
例えば、
100万円を年間5%で1年間運用⇨105万円
100万円を年間20%で1年間運用⇨120万円
100万円を年間100%で1年間運用⇨200万円
という結果になります。利回りが高ければ高いほど、得られる利益は大きくなります。
次にリスクです。こちらは、「危険度」という認識の人が多いと思いますが、正確には「振れ幅」のことだと理解しておいてください。
商品A:−2%~7%の間で運用
商品B:−10%~15%の間で運用
商品C:−20%~+25%の間で運用
これらの3つの商品ですが、間をとるとどれも平均5%の投資商品になります。ただ、どれがリスクが高いかと言われますと商品Cになります。一番振れ幅が大きいですしね。
Cに関しては、平均5%の運用ですが、もしかしたら100万円を預けて投資したら、100万円が80万円と元本が割れたり、100万円が125万円と25万円もの利益を出せる可能性もあります。
メリット
大きな利益を得られる
ハイリターンなので、大きな利益を得ることが出来ます。単純に
- A商品⇨利回り5%
- B商品⇨利回り20%
の商品があるとします。これらを100万円で運用すると、
- A商品⇨105万円⇨5万円の利益
- B商品⇨120万円⇨20万円の利益
となります。このAとBでは4倍ものリターンが変わってくるわけです。
投資を本業にできる
ハイリスク・ハイリターン投資で稼げるようになれば、投資を本業にすることもできます。
例えば、FXトレーダーとして、月利30%トレーダーになったとします。運用資金が1000万円あれば、月に投資だけで30万円を稼ぐことができます。
月に30万円あれば、普通の暮らしはできますよね。また、それ以上に月利を出すことができたり、運用資金が増えてきたら、収入も増えます。
会社で人間関係で悩んでいる人、自分で生計を立てたい人、満員電車にはもう乗りたく無い人などは、投資を本業にしてみると良いかも知れません。
デメリット
資金が無くなる可能性が高い
前提として、ハイリスクハイリターンは、振れ幅が大きい、つまり大きくマイナスになる可能性もあるということです。
うまく、運用しないと、下手したら資金がゼロになっていることもあります。利益を求めることはできますが、資金の一部の運用や生活に困らない範囲でトライするのが良いでしょう。
投資の知識が必要
投資には、
- 初心者向け⇨ローリスクローリターン
- 中級者向け⇨ミドルシスクミドルリターン
- 上級者向け⇨ハイリスクハイリターン
など、その人によって、レベルがあります。リスクをとって勝とうと思うと、それなりの知識も必要んなってきます。
特に、投資で一番利益が取れる、株式やFX、仮想通貨など、自分でトレードして運用するには、相当な知識が必要です。これらは、9割以上の人が損をしていると言われ、一部の人が大きく買っていると言われる世界です。
ハイリスク・ハイリターン投資
それでは、ハイリスクハイリターンの代表的な例について伝えていきます。ハイリスク投資でご自身の気に入った商品にトライしてみると良いかもしれません。
暗号通貨

代表例といえば、ビットコインです。インターネット上に存在する通貨の取引によって、大きく利益をゲットできる可能性があります。期間によりますが、1ビットコインを当時50万円で購入したものが、1ヶ月後に100万円の価値になっている可能性もあります。
また、短期トレードではなく、長期トレードとして、ビットコインを購入しておくのも良いかもしれません。
FX

外国の通貨を購入し、価格が上がったタイミングで売却します。FX=外国為替証拠金取引。24時間取引可能で、いつでも取引が出来ます。日本時間の深夜にもしかしたら、為替が一気に動いて、朝起きたら大儲けしてることや大損失していることだってありえるかもしれません。
ちなみにほとんどのプロのFXトレーダーは数年間マイナスを出し、数百万円負けながらも1日10時間以上研究した方が多いです。自分でFXに手を出すということは、こういう人と戦うことになりますね。
株式投資

資産運用=株式投資と考える人が多いと思います。運用方法において、一番知られているでしょう。
簡単に説明すると、これから、伸びそうな会社を選定し、そこに株に投資します。会社がうまくいき、株価が上昇した時に、株を売却すれば、利益が出たり、株主配当や配当金など様々なとこで利益を得ることができます。
うまく運用できれば、ハイリターンも狙えます。どの株を選ぶかが重要です。銘柄によっては、ローリスク運用になるときもあります。
先物取引

先物取引とは、「将来的にどのくらいの価値になるのか?」と予測し、それを売却を約束したうえで、金融商品等を購入します。売却を約束した時期に取引をするため、その時に価値が下がっていたら、大きな損失になります。
まとめ
ハイリスク・ハイリターン投資について、解説してきました。仮にハイリスクハイリターンでは、利益も出せますが、マイナスになる可能性もある投資です。
もし、チャレンジするのであれば、生活に支障のない範囲で、無くなっても困らない程度のお金でトライしてください。
また、ハイリスクハイリターン投資をトライするにあたり、まずは、初心者向けの投資から始めると、投資全体の基礎知識も増えてきて、勝ちやすくなったり、資金管理が上手になってりします。いきなり「ハイリスクハイリターン投資」ではなく、まずは初心者向けの「ローリスクローリターン投資」から徐々にチャレンジしていくと良いです。

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