こういう質問をよくされます。投資を始める際、運用資金をどれくらい用意すれば良いか、考えなくてはなりません。「いくら投資に回して、いくら貯金しておいた方が良いか」不安になる方がほとんどでは無いでしょうか?
そこで、この記事では、投資額と貯金額の目安を決める方法を解説していきます。参考にして、将来のお金を増やしていただければなと思います。
目次
投資の割合に決められた金額は無い
結論から言うと、投資と貯金とで決められた割合はありません。何故かと言いますと、生活状況や置かれている環境によって、人それぞれです。明確な数字はないものの、大まかな目安として軸を置いておく必要はあります。
年齢によって決まる
まずは、年齢によって決めてみると良いかもしれません。若い頃は投資の割合を大きくし、年齢を重ねるほど、投資の割合を減らし貯蓄に回すのが賢明でしょう。
投資すると、お金は増えますが、減るかもしれません。そして、投資には絶対はありません。若いうちは、失敗しても働いて取り戻せたりするのですが、年齢を重ねた段階で失敗してしまうと、老後貯蓄がなくなり、老後破産する可能性が非常に高いです。
体がよぼよぼの状態で働くのは酷ですしね。
会社によって決まる
「大手企業」「中小企業」「個人事業」大きく分けます。これらの要素によって、変わります。
大手企業
大手企業であれば、安定した収入が見込めます。コロナの影響で、大手企業の会社員で給料に大きく影響が出た会社員は中小企業に比べて圧倒的に少ないです。
「一気に給料が減る」「クビになる」など考えづらいので、投資に回す割合を増やしても良いです。また、給料もそれなりに高いところが多です。
中小企業
大手企業よりも、投資に回す割合は減らした方がいいかもしれません。会社がより安定していなかったら尚更です。
給料に変動があったり、会社の状況によって「来月から会社が経営できなくなりました。」など万が一があるかもしれません。
気持ち、投資に回すお金は少なめかなと考える方が良いでしょう。
個人事業
個人の給料の安定度次第かなと思います。先月100万円、今月10万円など月によって収入の幅があるのであれば、少し慎重に考えた方がいいかもしれません。
数年間、見てみて、収入の最低金額の目安が見えてきたのであれば、その時に割合を確定してもいいかもしれません。まずは、「毎月入ってくる最低金額を把握すること」が一番重要です。
家族構成によって決まる
家族の現状の状態によっても決まります。
独身なのか?結婚しているのか?結婚予定はあるのか?
奥さんは仕事はしているのか?専業主婦なのか?収入はどれくらいなのか?
子供は何人いるのか?子供は何歳なのか?
など色々な要素が組み合わさります。
例えば、独身であれば、家族持ちよりも投資の割合を気持ち増やしてもよかったり。奥さんが安定した企業であれば、投資の割合を増やして良い。子供が高校受験を数年後に控えていている、などであえば、まずはその資金を確実に貯める貯金が大事です。
投資を始める前のポイント
次に投資を始める前のポイントについて話して行きます。
生活防衛資金を確保
これが一番大事です。まずは、投資より貯金してください。
「少なくとも3ヶ月分の生活費を確保してください。」が一般的に言われていますね。ただ、個人事業主に関しては、仕事の安定度によるので場合によっては、もっと貯金しておいた方が良いかもしれません。
貯金が全く無い状態では、リスク回避は困難です。予想できない事態に備えておきましょう。
毎月いくら使っているのか把握
現在、貯蓄から投資に変更しようと思っている人は、「なんのために貯蓄しているお金」なのか把握しておきましょう。
- 数ヶ月以内に使うお金:食費、家賃、携帯代などの生活費
- 近い将来使うお金:教育費、住宅購入費、家族旅行など
- 現時点で使う予定のないお金
この中で、投資に回すお金は、「現時点で使う予定のないお金」になります。「使う予定のあるお金」まで投資に回す必要はありません。万が一があった場合、切り詰めた生活になってしまいます。
ありがちな失敗例
投資経験がない人にとって、資産の割合を間違えたり、投資の方法を間違えたりすると、失敗する可能性もあります。そこで、失敗しないために、ポイントを3点お伝えしておきます。
有り金を一気に突っ込む
投資をすることでお金が増えることはありますが、減るリスクももちろんあります。
「すぐに仕事で収入を得られる」などの状況でも、万が一失敗した時は、一時的に生活を圧迫することもあります。あくまでも「余ったお金」で投資をしましょう。
FXや株式トレードに手を出す
生活に余裕のあるお金だから、将来資産を増やすために、「ハイリスクのFXや株式トレードに手を出そう」という考えは控えておいた方が良いです。
基本的に、この分野のトレードは、「投機」や「トレード」といって、投資とは別物と考えてください。素人が手を出すと、基本的に負けることが、ほとんどで、そのお金は24時間トレードのことを考え、チャートに張り付いているプロフェッショナルのところにお金が行きます。
チャレンジするのも良いですが、あくまでも「捨て金」で当たったらラッキー程度でトライする方が良いです。
消費者金融に手を出す
投資は必要だが、投資に回すお金がない。だから、消費者金融からお金を借りよう。
この発想は辞めてください。「失敗しにくい、安定した投資」に投資でも、年利5%くらいです。消費者金融からお金を借りると、年利15%くらい発生してしまします。
普通の算数さえできれば、マイナスであることが分かります。
また、時々、下記の様な詐欺師も出てきます。
投資を調べていくと、怪しい投資先を紹介してくる人が時々出てきますので、注意しましょう。
まとめ
今回は、投資と貯蓄の割合について記事にしました。明確な数字の割合はありません。置かれている状況、日々どれだけの出費があるのか?今後のお金を使う予定は?など様々な要素を頭に入れて、投資に挑戦していく必要があります。
●判断基準
- 年齢によって判断する
- 仕事によって判断する
- 家族構成によって判断する
●始める前のポイント
- 生活防衛資金を確保
- 毎月のお金についてカテゴリ分けしておく
最後に私のおすすめ投資先を紹介していきます。着実に資金を増やして行き、将来豊かな生活にして行きましょう。
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