このように思って、無理に節約している人も多いです。生活費が厳しいから、「今年は旅行に行けない」「友人と遊べない」「欲しいカメラを購入できない」
しかし、毎月の固定費を見直すことで、無理に節約しなくても、固定費さえ見直せば毎月余裕を持った生活が可能になります。
年間10万円以上、人によっては30万円以上も余裕を持つこともできます。
それでは解説していきます。
目次
家計の見直しは固定費から
毎月、固定費さえ見直すと、月に数万円くらいはすぐに余裕ができます。私が個人投資家で、よく「利回り毎月3万円くらいすぐ出せる投資を知りませんか?」と聞かれると、真っ先に答えるのが、「毎月の固定費を見直してください」です。
固定費を見直すということは、リスク無しで、毎月余裕を持ったお金ができるということになります。
「無理な節約」は続かない
ダイエットは、強い意志を持っていないと、続かない。またその後継続できずリバウンドしてしまう。
このような話を耳にしませんか?
実は、無理な節約も全く同じです。今まで、週4で外食の人が週1の外食に変更できますか?週1ディズニーの人が、3ヶ月に一回のディズニーで耐えきれますか?普段は、ブランドものの服なのに、明日から全てユニクロに変更できますか?
おそらく続いても1ヶ月で耐えきれなくなるでしょう。ストレス溜まりますしね。

固定費と変動費
ここで、「固定費」と「変動費」の違いを説明していきます。
- 固定費⇨利用の多寡に関わらず、金額が一定
- 変動費⇨利用の多寡によって、金額が毎月変動
固定費 | 変動費 | |
例 | 保険料・通信費・光熱費・年会費・駐車場代・ローン返済 | 食費・旅行代・美容代・交際費・雑貨費・医療費・被服代 |
正確には、基本料金部分だったり、従量課金部分だったりありますが、ざっくり分けると上記のようになります。
簡単にストレスなくすぐに結果が出る物は、「固定費」の削減になってきます。
固定費の削減は一生もの
先ほどの例で、「変動費」での節約では、毎月見直したり我慢したりしなくては行けません。しかし、固定費は一度見直せば一生ものになります。
例えば、保険料金を見直して、毎月5,000円を浮かせることができたとします。すると年間6万円、10年間で60万円になります。
さらに、「毎月保険料金のことを考えて生活しないと」とは一切考える必要もありません。一度見直しさえすれば、これが何年も続いていきます。
見直すべき固定費10選
それでは、簡単に見直せる固定費を7選、お伝えしていきます。特に保険料・通信費・住宅費は効果が大きいので、すぐにでも見直すと良いでしょう。
保険料
まず、一番効果が出るのは、生命保険料でしょう。見直すポイントとしては、主に7つ。
- 目的に合った保険商品か?
- 保険期間は適切か?
- 無駄な保険特約には加入していないか?
- 健康保険でカバーできないか?
- 保険の積み立ての利回りは適切ですか?
- 保険よりも貯金での対応の方が安く無いですか?
- 保険自体、本当に必要な内容ですか?
のチェック項目があります。これらの項目をチェックしていき、本当に必要な保険かどうか見ていきましょう。
また、「保険は社会人になったら、入るべき物」「保険はお守りだから、入っていないと不安」という固定概念はありませんか?これらの固定概念は一度リセットして、保険は見直しましょう。
通信費
三代キャリア使っていませんか?ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアのことです。こちら、格安スマホ(格安SIM)を提供しているUQモバイルやYahooモバイルに乗り換えるこちによって、毎月大幅に通信費を節約できます。
誰でも格安SIMにした方が良いというわけでもありませんが、田舎すぎて電波が通じないから仕方ない、大手にしかない魅力的プランがある以外で、コストを最優先に抑えたい、特にキャリアへのこだわりは無い方、は積極的に格安SIMに乗り換えた方がお得です。
電波の関係や、今使っている端末が使えない可能性もあるので、一度窓口に相談しにいくと良いです。
住宅費
昔から、給料の手取りの25~30%が家賃と言われています。もし、それ以上の家賃のところに住んでいる場合は、引越しを検討しましょう。
手取り金額18万円であれば、給料の30%、6万円の家賃になります。家賃は、立地条件や築年数、間取りなどの条件で決まってきます。どの条件であれば、譲歩できるということを考えて、自分の収入に見合った家選びが重要です。
また、住宅ローンで借り入れている場合は、ローンの組み替えも検討してみた下さい。2013年からの大規模な金融緩和の影響で、住宅ローンの金利も大幅に低下しています。見直しによって、毎月1万円以上余裕ができ、合計の返済額が何百万円も変わってくる場合もあります。
多くの家計では、家賃(住宅ローン含め)は家計での一番の出費になります。ここをうまく抑えることができると、大きな固定費削減になるでしょう。
水道光熱費
水道光熱費(水道代・電気代・ガズ代)も毎月生活に欠かせません。多くの人が、勧められたものをなんとなく契約し、勧められたプランで契約しています。
今では、電気やガスの自由化で、自分にあった会社を選ぶことができます。一度、様々な会社で目安金額を出してみましょう。
車関係
自動車関係は、自動車保険料、車検代、税金、ガソリン代と維持費が高額です。本当に自動車は必要でしょうか?
「週末しか乗らない」「遠出もそんなにしない」であれば、保有しないことを検討しましょう。保有しているだけで、年間何十万円も掛かってしまします。
いまでは、カーリースやカーシェアリングなどのサービスもありますので、そちらを検討すると出費を大幅に抑えることができます。
新聞代
毎月の新聞代も不要な時代になってきています。今ではネットで情報は取れる時代です。インターネットがうまく使えない、紙に強いこだわりがあるのならば、話は別ですが、特にネットでの情報集取で大丈夫な方であれば、必要ないかなと思います。
定期購入代
固定費と言いますか、毎月なぜか気がつかないうちに支払われている定期購入費があります。意外と気がつかないもので、私もある携帯会社のオプションサービスを使わないまま、一年後に気がついたこともありました。
使用していない、契約時お得になるから数ヶ月だけ契約した、無料期間にお試しで契約したもの、見直してみませんか?意外と出てくるものですよ。
- 使用していないカードの年会費
- 習い事の月額会費
- 定額音楽配信サービス
- 定額動画配信サービス
- サプリメントの定期購入
- 無駄な携帯オプションサービスなど
まとめ
固定費を見直して、たった1万円節約できただけで、年間12万円、10年間で120万円もの余裕なお金が出てきます。また、固定費の見直しはストレスなく誰でもできることなので、実施しましょう。
また、固定費を削減できたからと言って、無駄遣いに回すと、全く意味がありません。その浮いたお金で、貯金や運用をしていきましょう。
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