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たった、3分で理解!投信積立のメリット・デメリット【FP解説】

積立投資を始めようかと思っています。メリットやデメリットについて教えて下さい

現在、日本では積立投資を始める人が増えてきます。しかし、積立投資のメリット・デメリットを理解せず、なんとなく始めている人も多いのが現状です。

特に、デメリットを把握しておかないと、上手な運用は出来ません。

この記事は、これから積立投資を始めようと思っている人、今始めているが理解せずに始めてしまっている人向けです。

しっかりと理解して、正しい運用をしましょう。

積立投資のメリット

さっそく、積立投資のメリットを解説していきます。

少額でもスタートできる

投資は、「大金が必要」というイメージはありませんか?積立投資に関しては、大金は必要ありません。毎月100円、缶コーヒー代1缶から始めることができます。

小学生のお小遣いでもできるレベルです。これなら、気軽に始めることが出来ます。

毎月自動引き落とし

「あなたは、毎月貯金は出来ていますか?」もし、毎月決まった額貯金が出来ていなかったら、特にお勧めです。積立投資は基本的に毎月一定額、カードの引き落としや銀行口座の引き落としになります。

また、一度設定してしまうと、残りは放置で良いので手間もかかりません。ほったらかしでいいということです。

ドルコスト平均法が使える

毎月積立することによって、「ドルコスト平均法」が使えます。ドルコスト平均法とは、「毎月同じ額、同じ投資商品を買っていくこと」になります。これによって、

  1. 価格が安い時に多くの株数を購入できる
  2. 価格が高いときは、購入できる量が少なくなり、高値で多く株を買ってしまうことを防ぐ
  3. 長期間投資で、株の平均購入単価を下げることができる

というメリットがあります。ドルコスト平均法については詳しく別記事に書いていますので、参照してください。

【FP解説】ドルコスト平均法のメリット・デメリットを理解 前回の講義において、このような質問を受けて、解説しました。ドルコスト平均法は長期的に運用する際に向いている手法です。多くの長期積...

積立投資のデメリット

次に積立投資のデメリットを解説していきます。

短期間では運用成果は出せない

積立投資は、毎月少しづつ積立を実施します。なので、投資金額が大きくなるまでは時間がかかります。積立投資を始めたばかりだと、運用額がそもそも小さいので一気に儲けることもありません。

手数料がかかる

積立投資は、投資のプロに運用を委託するので、諸々手数料が発生します。

手数料は、投資信託の種類や銀行によって変わってきます。具体的には、下記の3点がかかります。

  • 販売手数料
  • 運用手数料
  • 解約手数料 

特に販売手数料(購入時に発生)、運用手数料(委託料金)は毎月(毎年)掛かってきます。積立投資は基本的に長く運用して結果を出していくものです。なるべく手数料が安い投資商品、投資窓口で積立投資を始めましょう。

元本保証は無い

銀行や保険会社のように元本確保はありません。実施に投資商品によっては、「元本割」というのが生じる場合があります。

例えば、合計100万円投資したけれども、3年後に80万円まで下がってしまった。ということがあり得ます。

投資なので、「リスク」も生じることも頭に入れましょう。

面白く無い

積立投資は、一気に儲かることが無いので面白くありません。仮想通貨やFXのように、「資金が1ヶ月で2倍になった!」「今日は100万円儲けてた!」などはほぼあり得ません。

逆に、「1ヶ月で100万円が50万円まで減った。」「投資したお金が消えてしまった。」などもほぼあり得ません。

無心に毎月決まったお金を引き落とししているだけなので、一気一憂することは無いのです。

税金が発生する

積立投資の売却で得た利益や分配金に対しては税金が発生します。2020年現在では、増えた分に対して20.315%(所得税15%・住民税5%・復興支援税0.315%)が発生します。

つまり、30万円の利益が出た場合は、60,945円の税金が発生してしまいます。

せっかく出た利益を税金で持っていかれるのはもったいないので、非課税制度がある「つみたてNISA」で運用していきましょう。

毎年40万円の非課税投資枠の範囲で、最長20年間800万円まで優遇が受けられます。もし、積立投資を始める際は、つみたてNISAを使わない手は無いでしょう。

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積立投資を始める時の注意点

では、実際に積立投資を始める際の注意点を話して行きます。積立投資はリスク低く、長期間投資で安定した利益を出すことができますが、人によって投資をしない方が良い人もいます。

積立投資に向いている人、向いていない人

まずは、積立投資にあなたが向いているかどうか、下記の判断基準で確かめてみて下さい。

「向いている項目」にチェックが入れば、投資をお勧めします。しかし、「向いていない項目」にチェックが入ると投資はお勧めしません。積立投資は長期間のコツコツ投資で結果を安定した結果を出していきます。向いていなかったら、途中で止める可能性も高いので、十分な結果を出すことが出来ません。

向いている人
  • □投資にあまり時間を割けない人
  • □毎日の金融商品の価格変動を気にしない人
  • □投資のリスクを下げ、確実に資産を構築していきたい人
  • □コツコツ時間を掛けて運用していきたい人
向いていない人
  • □元本割に耐えきれない人
  • □自分でトレードしたい人
  • □短期間で一気に儲けたい人
  • □投資に面白さを求める人

毎月の余裕がない人は投資はしないでください。

上記の向いている人、向いていない人に関わらず投資をしない方が良い人がいます。それは、「お金がない人、毎月の生活がギリギリの人」になります。

毎月、積立投資をするために、無理やり節約したり、生活防衛資金(ある程度の貯金)が無い人がトライすると、月の出費が多くなったり、万が一があった場合に積立をstopしなくてはなりません。

そうなると、毎月コツコツで結果を出す積立投資のメリットが全く活かせず、運用益がマイナスになる可能性が高くなります。

まずは、働いて、毎月余裕を持った生活ができる、ある程度の貯金をしてから、投資をしましょう。

投資の前に、まずは安定した生活を確保しましょう。

実際に積立投資を始めてみよう!

投資には「リスク」は付き物です。積立投資はリスクの低い投資ですが、もちろんでデメリットも存在します。デメリットを理解しておかないと、思わぬ損失を被ってしまいます。

今回の記事でデメリットを理解し、あなたが積立投資に向いている人であれば、実際に投資を始めていきましょう。松井証券は、手数料が安くお勧めです!



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