ここ数年、インターネットで仕事ができるようになり、好きな場所で仕事をする人も増えてきました。
また、日本の高い物価、高い税金から、物価や税金の安い東南アジアに住む日本人もどんどん増えてきています。
私も現在、マレーシア(ラブアン)に会社を設立し、首都のクアラルンプールで悠々自適に暮らしています。
実際に私がラブアンで会社設立したので、その流れを伝えしますね!
ラブアン法人設立メリットはこちらから
- ラブアン法人の設立方法
- ラブアン法人の設立の流れ
- ラブアン法人を設立するときに注意点
目次
KYCチェック

- パスポートの顔写真ページの提出
KYCチェックとは、犯罪者リストチェックのことです。仮に犯罪者リストに名前が載っていると、会社設立するのは非常に難しくなるでしょう。
まずは、ご自身に問題ないことを確認し、そもそも会社設立できるのか?移住ができるのか?を確認して、作業に移ります。
ラブアン法人設立

- 設立申込書
- 事業計画書作成
- 履歴書作成
- 住所証明書取得
- リファレンスレター取得
- 登記申請
まずは、ラブアン法人の設立準備をします。作業開始し、約2ヶ月くらいで法人設立できました。
設立申込書を記入し、会社の代表や会社名を決めます。もちろん、会社名は英語です。提出後に、事業計画書、履歴書を作成します。
英語で作成しますので、最低限の英語能力、さらに事業計画作成能力が必要ですが、Google翻訳でなんとかなります。
同時並行で、設立にあたり本人確認証明書、リファレンスレターの取得を行います。
本人確認書類は、運転免許書や公共料金の支払い証明書を信託会社に提出します。
また、リファレンスレターは海外用に作成してもらいます。作成は士業の方になるので、税理士や弁護士に知り合いなどいれば頼んでみて下さい。
知り合いがいない場合でも信託会社に頼めば手配してくれるでしょう。
ここまでの作業が終了すると登記申請に入ります。その後は、許可が降りるまで連絡を待ちましょう。
事業計画書、履歴書の作成は、再提出の可能性もあります。慣れない作業になるかと思いますので、余裕を持って作成しましょう。
ビザ申請準備

- 卒業証明書取得
- パスポート認証手続き
- 大使館にてパスポート認証手続き
余裕を持って、卒業証明書の手続きを行います。卒業証明書は英語であることをお伝えください。
同時並行で、公証役場にパスポートに行き、パスポート認証手続きを行います。
その際に、パスポートの裏表合わせて、全ページコピーして印刷する必要があります。非常にめんどくさいですが。。。
公証役場での認証手続きは下記の流れで行う必要があります。
- 公証役場で認証
- 法務局で認証
- 外務省で認証
お住まいの地域によって、①~③までワンストップで行ってくれます。私は東京都で手続きを行ったため、③まで一気に進めることができました。
東京、神奈川県、大阪府⇨③までワンストップで認証
埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、長野県、新潟県、静岡県⇨②まで可能
その他の都道府県⇨①のみ可能
※2021.12 筆者調べ
外務上認証まで終了した後、在日マレーシア大使館で認証手続きに入ります。マレーシア大使館は東京都渋谷区にあるので、訪問の予約しておきましょう。
役場での認証有効期限が3ヶ月になります。その期間内に大使館で認証を受けないと、無効になり、再度取得し直しになります。
入国までの準備

- VDR取得
- My Entry取得
- シングルエントリーVISA取得
ここまでの準備が整い、ビザ申請許可が降りると、移民局からVDRとMy Entryという書類が届きます。
VDR⇨郵送で届きます
MY ENTRY⇨メールアドレスに届きます
届いた後は、下記書類を持って、マレーシア大使館でシングルエントリービザを取得します。
- パスポート
- 証明写真2枚(パスポートサイズ)
- IM47(大使館HPより)
- My Entry
- VDR
- 飛行機の予約票
- 本人確認書類
マレーシア大使館の予約は早めに確保しましょう。混んでいる場合は、3ヶ月待ちもあり得ます。私の場合は、キャンセル待ちでなんとか手続きをすることができました。
ラブアン島にビザ取得

- ラブアン渡航
- 移民局にて手続き
書類が全部揃ったら、マレーシアに入国し、その後ラブアン島に行きます。
会社をラブアンに設立したので、わざわざラブアン島の移民局まで就労ビザを取得しに行かなくてはなりません。
マレーシアのクアラルンプール国際空港から、飛行機で約2.5時間かかります。
移民局は混み具合によって日数がかかります。私はかなり空いていた時期に申請したので、1.5時間で終わりましたが、余裕を持って、2泊3日確保しておきましょう。
法人口座設立

- 法人関係の書類一式
- 法人印鑑
- デポジット金額
最後に法人口座を開設し、一通りの手続きは完了します。法人関係書類、印鑑は信託会社から送られてきますので、そちらを忘れずに持っていきましょう。
また、口座開設のために最低デポジット金額が必要です。私の場合は日本円で約30万円くらいでしたが、状況によって変わることもあります。
ちなみに、同時並行で個人口座も作っておくことをお勧めします。その際に、マレーシアでの居住地が必要なので、口座開設までに住居を確保しておきましょう。
まとめ
この記事では、ラブアン法人設立から移住までの流れを全てお伝えしました。
私は手続き7月頭から始め、11月末に移住することができました。
手続きから移住までの目安は4ヶ月くらいをみておくと良いでしょう。
私が実際にやった手続きはこの記事通りですが、マレーシアの情勢やコロナ関係などで移住時期によっては事情が変わってくるかもしれません。
このブログでは移住に関する常に最新情報を更新提供していきますね!
(ラブアン法人経営にかかる費用もご確認ください⇨こちらの記事)
- KYCチェック
- 法人設立準備
- ビザ取得準備
- 入国準備
- ラブアン島にビザ取得
- 法人口座開設
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